売らない営業、売れる営業

走り続けた30代

起業を夢見た27歳の頃。
起業を始めた32歳。
人間じゃなかった・・・笑

30代後半になって、ようやく仕事が思うような形まで到達しました。

振り返ってみても、こんなにも
仕事に夢中になりプライベート皆無で走り続けてきたことに
自分でも驚きです。

今だから言えるけど、もう少し楽しんで余裕を持って生きても
よかったんじゃないかと思うんです(笑)

カウンセラーやコーチ、講師業が適職と気づいたのは
20代後半の頃、銀行に勤めていた際に営業担当になった時でした。

売り込む営業なんて、私にできるはずがなく、
カバンの中に金融商品のパンフレットを入れたまま
お客様のお宅の玄関で世間話しをして帰宅するのが私の営業スタイル。

ところが、それが良かったようで
真摯にお客様のお話しをお聞きして、アドバイスをしたり励ましたりすると

「あれ?あなた、今日は用事があって来たんじゃないの?」

ってお客様から言って下さるようになり、
タイミングが合えば成約に繋がるようになっていました。

当時の私は20代後半。
まだまだ世間知らずなこともたくさんあり、お客様の趣味のお話しは返答に困ることも
たくさんありました。

そんな時は、

「私、その分野知らないんで教えて下さい。」

と言って真摯にお話しをお聞きすると、お客様はとても喜んで下さり営業店に電話が入ることも
増えてきていました。

信頼を築くことの影響力をこの時学んだのです。

学生時代に人間関係で悩み、人との話し方が分からなくなるほど落ち込んだ経験のあった私でも
視点を変えて人と関わるだけで、結果がついてきたことがこの時の喜びでした。

その時に、研修講師になって営業方法で「悩んでいる方の力になりたい」と思うようになっていました。

とは言え、大学時代に教育実習で母校に行った際に上手に指導できなかったトラウマがあり
塾業界に転職して講師を経験することを決心。

周りは結婚ラッシュの中、私はキャリアを追って大阪へお引越しし、塾のマネジメントと講師を経験したのです。

キャリアではなく結婚を選択するべきだった・・・と
その後、後悔したことは数知れず。

理想って追い求めるとキリがないものですが、納得の行く地点とは「自分の使命」に気付き
そこに到達した時だと思うここ最近です。

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